古民家

古民家(新民家)

「古民家」と聞くと、古めかしく暗いイメージや山間地域などを思い浮かべますが、そんな事はなくて、多くは普通に当り前の様に町の中に建って居たものでした。然しながら生活スタイルや都市計画建築基準等の観点から何時しか コンクリート 鉄 プレハブ 外材木等で建て替えられて、残念ながら伝統工法や在来工法に依る住宅が姿を消しています。

kominka-or1i残念なのは、築後50年100年を経過した古民家の部材が殆んど再生されずに無くなっていくことです。伝統工法で建てられた古民家は確かに、直射日光を防ぐ為に少々室内が暗くなったり隙間風が入って寒い、間取りは使いづらく現在のライフスタイルにそぐわない等多くの不便を感じる事でしょう、しかし伝統在来工法で建てた古民家は循環型建築で夏は涼しく冬は暖かな日本の気候風土にあった耐久性の高い建築物だったはずです。近年木造住宅が見なおされております、昔ながらの工法で古い部材を再活用して建築して頂ける事を願っています。これからの住宅は、古材を再利用して建築した「新民家」の時代になると良いですね。

kominka-or1i  木と木のぬくもりを感じる住宅づくり

kominka-or1i 木と木の耐久性

kominka-or1i  100年古材は財産です。

 

 

 

カテゴリー: 一般 タグ: , , , , , , パーマリンク